イヤリングとピアス、どっち派? その違いと、耳飾りのトレンド傾向を分析。

安室ちゃんの引退が話題ですが、安室ちゃんといえばピアス。

彼女がファッションアイコンとして愛された90年代、そしてゼロ年代(2000年代)は、女性の耳飾りはピアスが主流でした。

この記事を書いている私は、ピアスが大ブームだった、安室ちゃん世代。
ファンで知られる、タレントのイモトさんと同世代です。

同世代の女友だちの多くにピアスホールがあり、
ピアスホールがない女友だちの顔を、すぐには思い浮かべることはできません。(気づいていないだけで、ピアスホールのない人もいるはずですが、話題になったことがありません)。

高校生や大学生になると、ちょっと背伸びして、ピアスホールを開けるのが、当たり前の世代でした。

ただ、数年前までは、20代の女性に会うと、「ピアスの穴が空いていない」という話を聞くことが、とても多かった印象です。

そして彼女たちはこう言っていました。「かわいいイヤリングがなくて困っているんです」

ヴィンテージイヤリングは、そうした人が、かわいいデザインを求めてたどり着くところでもありました。

 

 

ですが、2018年、そのバランスが変わりつつあります。

有名ブランドが一斉にイヤリングを販売。
アクセサリー売り場は、イヤリングとピアスの販売が半々程度になっているブランドも…。

いったいなぜでしょう?

今回は、そんなイヤリングとピアス事情を解析します!

 

そもそもピアスとイヤリングって、どう違う?

 

もちろん、身体に穴をあけて使うのがピアス。
はさんで使うのがイヤリングです。

でも、実はこの区別、日本独自のもの。

英語ではどちらも耳飾りは「Earrings」、同じ名称で呼びます。
フープ状であってもなくても、イヤリングです。

「Pierce」は「穴をあける」という動詞なので、名詞として使われることはありません。日本独自の使い方です。

ピアスは古くから、海外では一般的な装飾具でしたが、日本では、少なくともこの数百年は、一般的ではなかったようです。

日本では、90年代から急速に広まったピアス。

それがどうして近年、日本でイヤリングがメジャーになりつつあるのでしょうか?

 

ピアスは軽くないとダメ、イヤリングはある程度大きく重くできる

 

というのも、近年、耳飾りの分野では、ヴィンテージライクな大ぶりなデザインが大流行。

90年代に流行したような、小さなものではなく、ヴィンテージパーツなどを利用した、大胆で存在感のあるデザインが主流になりました。

小顔効果があるということから、2016年ごろからジワジワとトレンドに。

 

しかし、ピアスは構造上、あまり重いモチーフはつけることができません。

というのも、耳に直接さしこみ、下げるデザインのため、重いと耳たぶに負担がかかってしまったり、重みを支えきれずに壊れてしまったりしかねないからです。

ちょっと重いピアスをつけて、耳が伸びる感じがしたことがある人、多いのではないでしょうか。

その点、耳たぶをはさむというストレスはありますが、イヤリングはある程度、重みのある大きめのデザインに作ることができます。

近年若い女性の間では、耳にピアスホールのない人も増えているため、ニーズとも一致し、広く販売されるようになってきました。

ピアス派のだったけど、デザインに惹かれてイヤリングデビューした…なんていう人も増えつつあります。

お店やブランドによっては、同デザインのイヤリングをピアスへ、ピアスをイヤリングへ変更可能な場合もありますが、やはりデザインによっては構造上難しいことも。

 

 

魅力的なヴィンテージイヤリング。でもヴィンテージピアスには気をつけて。

 

イヤリングの中でも、ヴィンテージの魅力は、なんといっても現代にはないデザイン性や素材感。

今はもう存在しないメーカーも含め、歴史に名を刻むメーカーたちが、美しいアイテムを残しています。

 

 

時を超えたデザインが、ファッションのポイントに。

時代を超えて手元にやってきた縁を、大切にしようと思えるのも魅力的なところです。

なくしやすいアクセサリーだからこそ、「通じ合っている」「大切にしたいな」という気持ちが抱けるのは、女性にとって大切なこと。

 

ただ、ヴィンテージイヤリングはともかく…ヴィンテージピアスには注意が必要!

ヴィンテージピアスを買う前に…肝炎の原因に? 改めて知っておきたい、感染症リスク。

↑こちらの記事でもとりあげましたが、ヴィンテージピアスは実質USEDピアス。

確実な滅菌が行われていない限りは、肝炎をはじめとした感染症リスクがあります。

消毒液(エタノール)での消毒などでは、肝炎のリスクはなくなりません。


フリマアプリをはじめとし、インターネット上ではおそらく滅菌されていないピアスが数多く販売されています。

ピアスには金属アレルギーなどの問題もありますので、今一度、気をつけて判断しましょう。

 

 

今回はイヤリングとピアスについてお話をさせていただきました。

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